4月25日から26日まで、谭旭光氏は技術チームを率いて東京と豊田市を訪れ、トヨタ自動車と水素燃料電池の生産拠点を訪問した。
25日午後、トヨタ自動車の佐藤辻新社長が、東京本社で谭旭光氏と会談を行った。トヨタ自動車と潍柴動力社が各自の水素燃料電池の開発戦略を紹介した。 佐藤恒治氏は、中国はカーボンニュートラル技術で世界をリードし、トヨタは濰柴動力社と協業してカーボンニュートラルの実現を加速させることに貢献してくことを述べた。 谭旭光氏は、濰柴動力社が国家燃料電池技術センターの建設を主導し、燃料電池の国家特命プロジェクトにも着手し、国家科学技術省と山東省人民政府が共同で推進する「水素 in 万戸」というプロジェクトの推進も担当していると述べた。 今回の訪問は、水素エネルギーにおけるグローバルな協業をより一層促進し、グローバルな水素エネルギー生態圏を構築するためである。
26日朝、谭旭光氏一行は豊田市にあるトヨタ本部を訪問し、トヨタ自動車の幹部、副社長兼CTOの中島宏樹氏と会談し、水素エネルギー産業発展の技術的方向性について踏み込んだ議論を行い、中国における水素エネルギー開発の促進とカーボンニュートラルの実現を加速させることについて合意した。
谭旭光氏は、濰柴動力社の技術専門家チームを率いてトヨタの水素燃料電池生産ラインを訪問し、トヨタの燃料電池技術専門家と綿密な交流を行った。 トヨタ自動車執行役員・中国事業本部長の上田達郎氏が見学と交流に同行した。
また、谭旭光氏が、トヨタの豊田正一郎名誉会長の追想式に招待され、トヨタ自動車の内山田武元会長、豊田章男現会長と会談を行った。